医院情報

医院名 やはぎ皮フ科クリニック
院 長 矢作 榮一郎
診療科目 皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科
住所 〒164-0003
東京都中野区東中野3-8-9
東中野医療ビル3F
電話番号 03-3366-1112

小児皮膚科

 乳児湿疹

生まれたばかりの赤ちゃんや、小さなお子さんは皮膚の発育も未熟なため、角質の水分保持量が少なく、乾燥して肌がカサカサになる事が多く、それをまた掻いてしまうという悪循環をうみやすくなります。また、逆に、発汗や皮脂の分泌は盛んなため、顔や体に赤いブツブツが出来てしまうこともあります。乳幼児や、小さなお子さんは日々の適切なスキンケアがとても大切です。塗り心地の良い、そして保湿力が高い保湿剤で日々のメンテナンスを行っていきましょう。症状が重い場合には、一時的にステロイドの塗り薬を塗ることがありますが、症状が改善すれば、また保湿剤のみで経過を診ていきます。


 おむつ皮膚炎

乳児のおむつ部位に発生する湿疹。汚れたおむつを長時間あてたままにした後に発生する事が多いです。尿中のアンモニアによる刺激や、おむつによって密閉された状態で細菌が繁殖し、それが刺激となる事が原因と考えられています。また、カンジダ菌によるカンジダ皮膚炎はおむつ皮膚炎と似た症状を示すので、顕微鏡でカンジダ菌が有無を検査してから治療を開始します。どちらにしても、皮膚を清潔に保つスキンケアがとても大切です。刺激の少ない石鹸をよく泡立ててから洗い、シャワーで流した後に薬を塗って下さい。

 水いぼ

正式な名称は伝染性軟属腫。ポックスウイルス科に属する伝染性軟属腫ウイルスが原因。

子供の体、手足、下腹部、陰部、わきの下などに良く見られます。ドームのように少し盛り上がり、ドームの中央部は少し窪んでいます。治療はピンセット(みずいぼを取る専用のピンセットがあります)を使用してつまみとる方法が一番確実と言われています。但し、つまみとる時は痛みがあるので、小さいお子さんの場合は麻酔テープをお渡ししますので、受診の2時間前位に貼ってきてください。あまり小さな病変の場合は特殊なピンセットでもつまめなかったり、自然消退することもあるので、何もせずに経過を見ることもあります。

 とびひ

正式な名称は伝染性膿痂疹と言います。虫刺されやひっかき傷に細菌が感染して起こります。
患部を触った手を介して体のあちこちに感染します。病気のタイプとして、水疱性膿痂疹と痂皮性膿痂疹に大別されます。
水疱性膿痂疹⇒水疱を主体とする病変で、乳幼児に多く発症し、夏場に多くみられます。
原因は黄色ブドウ球菌による感染です。

痂皮性膿痂疹⇒ 痂皮(かさぶたのようなもの)を主体とする病変で、季節、年齢に関係なく発症し、発熱などの症状も見られます。原因は化膿性レンサ球菌による感染です。
シャワーなどにより皮膚を清潔に保つことが何より重要です。また、爪を短く切り、かかないように心がけましょう。

 水痘

いわゆる、“みずぼうそう”です。水痘・帯状ヘルペスウイルスの初感染により出現します。
1歳~5歳までの小児に良く見られます。水疱を伴った赤いブツブツが全身に広がります。
水疱は次々に出てきますが、3~4日で乾燥してかさぶたになります。約7~10日で治ります。
治療は安静を保ち、発熱などの症状があれば、熱さましなどを内服します。
重症な場合は抗ウイルス薬を内服することもあります。

 虫刺され

虫刺されと一口に言っても、蚊やダニ、ブヨと言って比較的、症状が軽いものもあれば、ツツガムシ病と言った高熱が出る重症なものまであります。特にお子さんは春から夏にかけて、色々な場所に出かけたり、キャンプやバーベキューと言った屋外で活動する機会が多いので良く見られます。ツツガムシ病は特徴的な刺し口の症状や高熱が出ますが、その他の虫はその刺し口でどのような種類のものか判別することは難しいですが、刺されたところの分布や形で判断します。治療は強いかゆみを伴うので、一時的にステロイドの塗り薬を使用します。また、氷などで冷やすとかゆみが治まりやすくなります。刺された場所を不潔にして放っておくと、そこから細菌が感染し、腫れたり、熱を持ったりするので早めに受診をしましょう。